●○●now Recording

Rinky Dink Studio所属。レコーディングエンジニア三浦実穂のブログです。レコーディングさせて頂いたCDのご紹介、近況報告など。

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◎  レコーディングに望む前の準備とか諸々について 

もう新年の挨拶にはあまりにも遅すぎる時期ですが、
改めまして明けましておめでとうございます!

今年も良い音の鳴る現場に携わらせていただけますように。

今年初ブログなんで、
レコーディングについて誰かの参考になったらいいなと思う事とか書いてみようかなと思います。

なんか偉そうなこと書きそうですが、最終的には音楽に正解なぞありません。笑
何を目指すかもどんな風に過程を楽しむかもそれぞれです。そういうところもあるかもな程度に読み流して頂いて何卒御容赦下さい。


1、レコーディングで奇跡は起きません


はい。いきなり身も蓋もないやつです。

いい音源を作れるかどうかというのは、
極論、どれだけ事前に準備をしてくるかだと思います。


今迄何百回も弾いたはずのフレーズがゲシュタルト崩壊的に全然分からなくなるのはあるあるですが、
普段出来ない事がレコーディングの現場で急に出来るようになるというのは多分無いです。

いいテイクが録れた!っていうのはそれだけ練習、確認して来た事を発揮できたという事ですし、
いい雰囲気出せた!っていうのはプレッシャーに負けずに気持ちを持ってこれた、
どんな音源にしたいかをしっかりイメージを固めておけたという事だと思います。

もちろん、レコーディングは何度もやり直せるし部分録りやいいとこ取りができるのでじっくり臨めます。
ですが、レコーディングはお金がある程度掛かるものですからね。
事前に詰めておけば済んだはずの作業で時間を使ってお金がかさんでいくのは正直勿体無いです。

逆を返せば料金を支払って頂いた時間をどう使おうが自由なのですが、
本当だったら他の作業に使えたかもしれない時間を消費してしまうのはやっぱり勿体無いですよね。

最低限間違えなく演奏できる状態を持ってきていただいた上で、
その中で良いものを目指せた方が当然効率的です。

なかなかメンバーが集まれない、とか曲が出来たばっかりだ、とか事情はあるかもしれませんが、
CDを買う人には言ってしまえばそれは関係の無い事です。

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2、クリック(メトロノーム、ドンカマ)練習は結局大事です


ドラマーは特にですがドラマーに限らずクリック練習はやっぱり大事だと思います。

クリックに縛られたカチカチの音源にしたくない、
自由に演奏している感じを出したい、
という場合はクリックを使わずレコーディングすることもざらですしそれでも良いと思うのですが、
クリックに合わせることも出来る人がクリックを使わずに演奏するのと、
合わせる事が出来ない人がクリックを使わないの(使えないとも言う)では安定感が違います。

また、クリック使っててもらった方が他のテイクといいとこ取りで繋げるとか
必要ならコピペするとか編集でできることは増えます。

私は多少クリックと合ってなくても聴いて気持ち良ければ良しとする傾向のある方ではありますが、
それはノリとして成立してた場合であって、
普通にふんふん聴いててズレて感じるのはダメです。

その、どこまでが「ノリ」でどこからが「ズレ」かも人によって違うのでまたアレなんですが、
一つ分かりやすいのは、自分達が気持ちよく聴けるかどうかでしょう。

自分達が聴いてて気持ちよくない音源は多分買った人も気持ちよくないです。
ですし、自分たちで自覚できるズレ加減じゃない限り、やり直してもらっても多分直せませんし。笑

でも自分はめっちゃ気になることが他のメンバーは気にならない、もよくあります。
リズム隊だけで聴いてたら気になる部分も、歌が乗ってバランス整えたらあまり気にならない、ということもあります。

1点に集中し過ぎて全体が見えなくならないよう、どの辺をOKとするかはみんなで詰めていきましょう。

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3、フレーズはきちんと確認しておきましょうね



1人ずつバラバラに録っていきたいです!と希望を頂いたので、
じゃあまずクリック聴いてもらってドラムだけ録りまーす、ってなったときにいざ始まると
「あれ、Bメロ何回しだったっけ…」
「あ、2番はフレーズ変えてるの忘れてました」とか、

もっと辛いのだとドラム録り終わってベース乗せてみて初めて
「あ、ここフィル違ってました」「ん、ここひと回し足りなかったっすw」


_(┐「ε:)_ズコー

って感じです。

フレーズの確認が甘くて、
録ってみてから「お前こここんなの弾いてたの?!普段全く聴こえなかった笑」
とかメンバーさんが言い出す時もあります。

フレーズの細かいところで不協和音が発生してた、とか(誰かが変えるしかないです)

コーラス何となくで持ってきすぎて全然音が合ってないとか(考え直して練習するか諦めるしかないです)

全員が違うキメでキメてた(つまりキマってない)ってのにも出会ったことがあります。笑
ダダダダッ!の人とダーダッダ!の人とダンダンダンダ!の人と的な。

1人2役で重ねる時とか、
普段できないことをやる時に試してみないと見えてこない部分があるのは仕方ないですが、
確認できることはしてきましょうね。

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4、テンポも決めておきましょうね



クリック使うならBPM幾つ、は決めておきたいです。

全部録りおわってから、「これ、全体を少しテンポ落とすとかできますか?」
とか言われること意外とあるんですが無理があります笑

自分が演奏しやすい、ももちろん重要ですが、
最終的に1番大事なのはどのテンポが曲のイメージや歌メロ的にしっくり来るかだと思います。

テンポ決めて、そのクリックに馴染んだ状態で来てくれれば歌録る段階になってから早すぎたかも…とか遅すぎたかも…なんて悲劇は起きないで済みます。

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5、編集は色々出来ますが限界はあります!


現代主流になっているデジタルのレコーディング、これはとても便利です。

別々のテイクを部分的に違和感なく繋いじゃうとか、
リズムを直しちゃうとか、
歌のピッチを綺麗にしちゃうとか色々な事ができます。

魔法使いですねとか言ってもらえたりするくらい驚いてもらえる時もありますが、
くれぐれも何でもできるとは思わないで欲しいです(;▽;)

例えば歌のピッチを直すにしても、
チューニングメーターで目盛り少しズレてるかなくらいのブレなら割と違和感なく行けるものですが、
半音とか他の音域に被ってくるくらいズレてしまうと無理やり直しても声質が変わってしまいます。

しかも、この作業、割と時間がかかります。
1曲丸々全部のピッチを直したら歌の分量やズレ具合にもよりますがそれだけで1時間以上は掛かりますね。
コーラスいっぱいあったりしたら数時間。
3曲くらい録ってたとしたら、MIXとは別に3〜5時間必要になっちゃうんですね。

コンディション的にもう何度も出来ない、とか
何回もやったところでうまく行きそうにない、とか
声質は気に入っててやり直したくないけど微妙なズレは補正して欲しい、とか
なら時間を使わせてもらえれば喜んで直しますが、
もう1度部分的にやり直す方が全然早いという時もあります。

リズムも一緒です。

また、リズムは基本的に土台なので、
リズムがぶれているものにうわモノを乗せてしまってそれを後から直そうと思うと、
ドラムは直ったけどベースとズレる、
ベースを直したらギターとズレる、、
全部直したけど違和感が出る、、、
その部分が綺麗になったおかげで今度は他の部分が気になる、、、
と1箇所直すことによって余波が全体に出てしまったりします。

直したいところはなるべく早く相談してもらって、
録ってしまうのと編集に時間をもらうのとどちらが効率的且つ効果的か判断して行きましょう。

直してしまった方が良くなる事は多いのですが、直しすぎて不自然になってしまったり、
せっかくの空気感や癖みたいなものを失ってしまうこともあります。

便利なものは使った方がいいので編集に頼るのは何も悪い事では無いですが、
さじ加減はその場その場で判断していきましょう。

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6、mixってどれくらい時間あったらいいの?


これ、めちゃくちゃよく聞かれるんですが、
どれくらい時間掛けたいのかによります。

スタンダードなバンド編成で、
とりあえずバランスをある程度取る、であれば1曲1時間もあれば。

重ねがいっぱいあるとか、
聴きながらそっから微調整を丁寧にやっていきたいとか、
ピッチの補正をして欲しいとか、
ここだけディレイ、ここだけリバーブ、など後がけエフェクトを多用する、
などなどやることがあればあるほど時間は増えます。

たくさん時間があればあるほどできることは増えますので、
いつも私は「とりあえず1曲1時間は見ておきたいですが、そこから先は追加調整があればあるほど時間が必要になりますねー」と答えています。

後でなんとかしてもらおう状態で全然納得いってないまま進んであとはMIXに丸投げも困りますが、
演奏に時間使いすぎてMIXに時間が全然取れない、も困ります。

しっかり準備してきてもらって今できる精一杯はここだな、っていういいテイクを見定めつつ、
MIXにもある程度時間をもらいつつ、
お互い確認しながら進めていけるのがベストですね。

それと、どんな音にしたいかは自分たち次第です。
カンカンのスネアにギャリッとしたギターが好きな人もいれば、
ぶっといスネアにミッド感たっぷりのギターが好きな人もいます。

ジャンル的にこんな雰囲気かな?と客観的に判断して提示することはできますが、
最終的には好みの問題になってくる部分はとても多いので、
できるだけ完成イメージを思い描いて来てくださいね。
このCDみたいにしてほしいというのを持ってきてもらってもいいです。
お任せで、と言ってもらえるのはむしろ嬉しいです。
完成系が掴みきれなかったらそれでも良いので相談しながら作っていきましょう。

一番困るのは、完成系が見えていない上に提示してもはっきりしてもらえない時です汗

要望の出し方は全然抽象的にふわっとしてて構いませんが(ドカーンて感じにとかキラキラ感重視でとかなんかそんなのでいいです)、
ゴールが無いのは困ります。笑 どこ目指していいか分かりません。笑
分からないときや、何が違うか分からないけどなんか違う、しっくりこない、って時はもちろんそう言ってもらえれば一緒に考えられるのですが、、。
いじくり回した末に最初のに戻せます?とかはちょっとアレですね笑

思いついたことがあって、試して、違ったわ、で戻すのは無駄ではないのでそれは全然OKですが、
ゴールがなくていじり倒した末に特に収穫も無く終わるのはまあちょっと無駄です。

スタジオで聴くのと家で聴くのが印象違うのは当然なので、一旦持ち帰って考えますは全然良いです。
その場での最善を見極めましょう。

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これ系のブログ書くといつも尋常じゃなく長くなってしまうのですが、
最後まで読んでくださった方ありがとうございます!!
合間合間に箸休め的に適当な画像いれましたが特に意味はありません。

今年もよろしくお願いいたしますー!!!
もうすぐ上北沢にいい感じのレコスタ立ち上げますのでぜひご利用くださいね!!!




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◎  レコーディングのやり方について 

たまには、作品紹介以外のことも。
これから初めてレコーディングをしようとおもってる人に役立つかもしれない、レコーディングのやり方について!
レコーディングのやり方というか、手順というか、これはバンドさんによって本当様々です。
クリック(メトロノーム、ドンカマ)を使う使わない、
どこまでの楽器を同時で録る、などは、よくどうするのがいいですかね?と聞かれたりもするのですが、
目指す雰囲気や、バンドさんそれぞれのグルーヴの出し方
(あくまでリズム隊の演奏にみんなが合わせていくのか、全員同時で演奏してる雰囲気が大事なのか、
かっちりめに録っていきたいのか、、など)
に合いそうな方法、希望を教えてもらえればそれに沿ってこちらも準備します。
私の場合は、バンド的に1番演奏しやすいと思うやり方をしてもらうのが結果的に1番良いと思っています。
(時間がどう考えても足りない場合はなるべく同時で録れるところは同時で録ることを勧めていますが。。
バンド編成で10時間で3曲、mixもして完成させて持ち帰ります!とか)
ここからは色々なやり方について詳しく書いていきます。
1、完全にバラで録る
まずドラマーがクリックだけ聴いてドラムを録って、
次にそのクリックと録れたドラムを聴いてベーシストがベースを弾いて、
クリックと録れたリズム隊を聴いてギタリストがギターを乗せて…
という完全に1人ずつが自分と戦う方式。
<良い点>
クリックを基準にして細かいヨレなどにまで注意しつつ丁寧に録っていくことができる。
確実に一つずつ問題をクリアしながら録っていける。
分離よく丁寧に録れる。
<注意する点>
注意点というか大前提として、
ドラマーがクリックだけを相手に演奏しても、
クリックにある程度合いつつ且つグルーヴも出していける、
当然曲の尺や展開は間違えない、というくらい曲が身体に染み込んでいて、
普段からクリック練習もしてないと難しい。
どうしても1人ずつで録っていきたいけど、
ドラムだけで録る時に仮歌仮ギターが無いと曲の展開が分からない、
もしくはイマイチ乗れない、という人も珍しくないです。
そういう時はラインで仮ギター、mixルームで仮歌、など一緒に演奏してもらいますが、
結局仮歌仮ギターと釣られ合ってクリックの意味がない……
という展開も見かけたりします。
そうなるくらいなら最初からギターはアンプブースに入れるなり後でリアンプするなりで同時で録っちゃって、
あとで1人ずつピンポイントで直していく方が効率はいいです。
リズム隊だけ同時で、というのも良く使う手段ですね。
仮歌仮ギターはあくまで仮なので、
展開の確認程度に聴きつつしっかりリズムキープする強靭な心が必要です。
それと、この方法は当然時間がかかります。
仮に全員1発で決めたとしても、同時で録ったら1曲5分のところを、
ドラム、ベース、ギターで5分×3かかる訳で単純に3倍掛かるわけです。
全員1発で決める人達は流石に見たこと無いんでもちろん実際はもっともっとかかります。
ワンパートが自分の録りに1曲1時間掛けて4人編成だったら4時間、
セッティングや音作りもそれぞれあるのでトータル5時間、
歌録りに1時間。
そこからmixに2時間使ったら1曲の録りで8時間パックでギリギリということになるわけです。
ドラムやベースで苦戦しすぎてギターに全然時間使えなかった、
とかボーカルが出番まで散々待たされたのに時間に急かされて1、2回しか歌えなかった、
ということにならないようにしっかり準備して時間配分していきましょう!
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2、楽器全部同時で録る
クリックは目安程度に流して(もしくは聴かないで)、
全員一緒にドカンと録りましょうという方法。
「一発録り感」や「プラスの意味での荒さ」を好むバンドは敢えてこれに挑むこともあります。
ヘッドホンしたくない!クリックもいらない!
ってバンドさんの時は全部のアンプを1つの部屋で鳴らして同時に録っちゃうこともありますが、
ベースはアンプ出しするとローがドラムのマイクにもギターのマイクにも回り込んで
色々とmixの時に苦戦したり音がボヤけたりする時もあるので、
ベースはラインで録っておいて、
あとでその録ったラインの音をアンプから流して再録することで厚みのある音に仕上げるということもよくやります。
(リアンプと呼ぶ方法です)
<良い点>
多少クリックと合ってなくても、楽器同士が噛み合っててノリがあればかっこよく聴こえたり、
むしろそれが味になったりもする。
バラ録りでは出ない一体感が演奏的にも音質的にも出せる。
効率が良い。結果的に演奏に使える時間が長く取れます。
<注意する点>
後から部分的なミスをピンポイントで直すということに限界がある。
場合によっては部分的に別テイクと差し替えとか、
アンプの位置や向きに配慮することで音のカブりを減らして部分的な直しをできるようにする、
とかも可能ではありますが、これが違和感無く直せるかは演奏の安定感次第になってきます。
クリック聴きながら同時で演奏、
をする場合は普段からクリック練習してBPMをしっかり決めてきてくださいね~。
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3.楽器は同じ部屋で同時で演奏するけど音が干渉し合わないようにアンプだけ別の部屋に入れてしまう
1と2のいいとこ取りような方法です。
演奏者は全員同じブースで同時に演奏するけど、
アンプは別の部屋に置いておいて、お互いの音はヘッドホンの返しから聴くという方法です。
同時で演奏はできるので演奏のノリは出しやすいですが、
楽器の音同士は干渉しあっていないのでピンポイントで一人ずつ直すことも可能だし、
後々バランスの調整も音が干渉し合ってない分調整できる幅が広いです。
この方法は、演奏ブースが複数あるプランに限られてくるのでRinkyDinkStudioでこの方法を取りたい場合は、
八王子店か、荻窪店の7st+8stプランをご利用ください!
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長くなっちゃいましたが今回はこんなところで。
あ、あとmixにどれくらい時間かかりますか?もよく聞かれるんですが、
時間はあればあるだけできることが増えます。
なので余裕は見れるだけ見てもらえるとありがたいです。
1曲なら2時間、複数曲なら3、4時間くらいはあれば嬉しいですが、、
録りに時間が掛かりすぎてしまってmixがものすごい駆け足になってしまうこともやっぱりあって、
そういう時もできるだけ時間内で最大限頑張らせてはもらいますが、
あまりに時間が無いと、正直もったいないです。
時間配分しっかり組んで、
バンドに合ったやり方を探しましょう。
相談でも質問でも気になることはなんでも言ってもらえれば一緒に考えます。
一緒にかっちょいー音源作りましょうー!
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◎  レコーディングに初挑戦するバンドマンにちょっと役立つかもしれないシリーズその1 

たまにはレコーディングした作品紹介以外の事を。

レコーディングに初挑戦するバンドマンにちょっと役立つかもしれないシリーズその1!
(シリーズ化するかは不明です。)

「曲の構成表に書いてあると嬉しいこと」
構成表。無いと録れないってことは無いので100%必須というわけではないですが、
あるとスムーズに進みます。
でも曲の構成表って何書けばいいの?って思いますよね。
バンドさんによって書き方は本当様々です。
それでいいと思います。これ書いといた方がいいよなって思ったことだけ書いてくれれば別に大丈夫です。
たまに凄い独創的な構成表あったりすると面白いですねー。
見せられないですけど笑

ランキングにしてみましたが、
私の場合はとしか言いようがないですし、
正直バンドさんのジャンルや録り方で優先事項は変わってくると思います。
けどとりあえず書いてみます。

1位!
歌詞カード

これがあると歌録りの時ホントスムーズなんです。
自分たちの分はもちろん、エンジニアの分も用意してくださいね。
これにピッチが甘かったところとか、この歌詞は何小節目だとか、何テイク目のどの部分が良かったとかメモできるので、
「♪この長い長い下りざーかのー」
の「下り坂のー」だけ録り直します!とか言った時に凄い速さで対応できます。
どこが良くてどこが惜しい、みたいな話をする時も歌詞があれば線とか引いておけます。
無かったら、「えーと、2番のBメロのなんか高くなるとこ惜しかったかも」
「ここのことですか?」
「えーと多分そこかな?ちょっと聴いてみますね…」
みたいなやりとりが挟まって時間ロスします。

2位
テンポ

これは書いといて欲しいというよりは決めといて欲しいと言った方が正しいのですが、
クリックを使用するのであれば、数字でテンポいくつと決めていてください。
「確か190くらいだったような…」
(190で演奏してみる)
「ちょっと速い?2落としてください」
(188で演奏する)
「この辺かなー、うーん試しにもう2落とすとどんなですか?」
....
的なやりとりでまた時間使います。
それに、あらかじめテンポは決めてそのテンポでクリック練習して来た方が安定感のある演奏できますよ!

3位
メロの区切り

Aメロ、Bメロとかの割り振りです。

上級者だとAメロ何小節、Bメロ何小節、と分かるような楽譜形式や簡略化した楽譜形式で持って来てくれたりしますが、
難しかったら歌詞の横にメロの名前振るだけでもいいです。
「落ちサビ」と「Cメロ」とか
「Aメロ2回し目」と「2A」とかの呼び名が現場の皆で統一されると色々スムーズです。

複雑な曲じゃなければ大体は一度聴いたら流れは分かりますし、
なんならドラムの波形の感じで聴かなくてもPCの画面の見た目でどこが何メロか分かったりもしますが。笑

「デデデンデデーンってリフのところもう一度聴かせてもらっていいですか?」
「(あーそういうリフはあったけど何回か似たようなの出て来たよなぁ)…どのへんでしたっけ
?」
「歌詞で言うと♪~っていうところです」
他のメンバーさん「まだ歌入れてないからわかんねーよそれじゃ!笑」
「あ、そっか。えーと真ん中ちょい後ろくらいですね」
(真ん中あたりからしばらく聴く)
「あ、ここここ。」

みたいなやりとりたまにあります。

これが「2番のサビ終わってギターソロ後の間奏のリフ」とか言ってもらえて、
且つそれに沿った構成表が手元にあれば多分一発でそこを再生できるんです。

慣れてる人だと、一回聴いたら聴きながら構成表にチェック入れて、
「じゃあ1Bの後半4小節とCメロの頭2小節だけ録り直します」
「はーい」
てな感じで何度も何度も聴いたり場所の説明や確認などせずともすぐ次の作業に進めるわけです。

4位
楽器の構成

これはアルバムなど何曲かまとめて録る場合で且つ、
ギターの重ねが多いとか音色で分けて録るものが多いとか、
曲によって楽器編成が変わるとかそう言った時に、チェックしながら進められると便利です。

表形式にして、
縦軸が曲名、
横軸に(Vo、Cho、Gt1、Gt2、solo、Ba、Drs)
など書いて、
録れたものからチェック入れていくなんてのをよく見かけます。

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主な項目はこんなところでしょうか。
あとは自由に曲のイメージとか、
ここにこういうエフェクト!とか
曲に対する思いの丈とか書きたいことを書いてくれればいいです。

思いの外長くなってしまいました。
また何か思い付いたら書こうと思います。
文字ばっかなので最後にゼットンさんの画像を載せて結びのご挨拶と代えさせていただきます。

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